一般財団法人 神戸市消防育英会

理事長あいさつ

消防職員や消防団員は、市民の安全な暮らしを守るため、日夜わが身を挺して人命の救助や、災害の防御にあたっています。 

  そのため、不幸にして殉職し、あるいは身体に障害を負う可能性は消防の活動環境から皆無であるとはいえません。

こうした状況の中、市民各層の有志の方々から消防育英会の設立の機運が高まり、神戸市からの出捐金や、消防職員及び消防団員だけでなく、市民各層の有志の方々から多大な寄附を得て、昭和52年に神戸市消防育英会を設立いたしました。

これまで、社会有為の人材の育成に寄与することを目的に、被災者のお子様方に対し奨学金給付や、入学時における入学一時金のほか、奨学生の情操を高めるための教育活動費をお送りするなどの事業を展開してまいりました。これもひとえに皆様方の心温まる善意の賜と深く感謝申しあげます。

 

近年、消防を取り巻く環境は大きく変化しており、全国的に大規模災害や地震、集中豪雨など複雑化・多様化する災害が発生しています。

消防活動に協力した市民が犠牲となり、消防職団員がその職に殉じ、尊い人命や財産が失われるなど、大きな被害が発生しています。これらのご遺族にとっては、将来に対し大きな不安を抱え、中でも最も苦労の大きいものはお子様方の教育であり、教育費の増大で、その厳しさは年々増しております。こうしたご遺族の支えとなるべく、今後とも奨学生の健全な育成のための事業に取り組むとともに、防災に対する意識の高揚を図ってまいる所存でございます。

当育英会の事業が皆様の安心、安全に繋がることを心よりお祈りいたします。

 

一般財団法人神戸市消防育英会 理事長 嶋 秀穂

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